近所の公園に犬の散歩にやってきた10歳位の男の子。
男の子は手に持っていたリードを地面に置き、
散歩バッグから一個のボールを取り出した。
何をするのかな?と思い見てると男の子がボールを低く投げた。
投げたボールを犬に取らせる、っていう事をしたかったのか、
男の子はボールを投げた後、犬を見た。
犬は投げられたボールを不思議そうに眺め、男の子の顔を見た。
男の子の言いたい事は判らないけど目が合ったのが嬉しいのか、
尻尾をバタバタと激しく振るだけ。
男の子は心底ガッカリしたような表情で犬の頭を撫で、
地面に置いたリードを持ち数歩先にあるボールを回収した後、
寂しそうに公園を後にしていった。
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